2段審査に合格されましたSさんの感想文です。
3月17日
昇段審査を終えて
大阪合気塾で稽古をさせていただくようになり3年目を迎え、この度昇段審査を受けさせていただける事となりました。これまでご指導いただきました、須磨師範を始め指導員・諸先輩の方々にこの場をかりて御礼申し上げます。
約10年ぶりの昇段審査は、自分の納得できるレベルには程遠い出来でしたが、以前よりは進歩していると信じ、引き続き稽古に励もうと思います。
私は稽古をする際に「丹田を使う」という事を特に意識するようにしています。稽古中になかなか技が掛からない時は、ほぼ間違いなく腕力で技を掛けようとしています。受けの時には粘り強さのない、弱い受けになっています。そして気が付けば腕は疲れ、何度やっても技が極まらない状態に陥ります。ごくまれに、腕が脱力していて相手との位置関係も良く、スッと技に入れる事がありますが、多くはその一度きりです。その瞬間だけ丹田を使えていたようですが、理解し、意図的に行えていないので再現することは難しく、試行錯誤の日々が続きます。姿勢や目付など課題は多いですが、少しずつ改善されるように頑張りたいと思います。
さて、時折須磨師範から「楽しくやってね!」と声をかけて頂く事があります。その言葉にハッとなり、疲労している時や技が上手くいかない時、自分の中で仕切り直して再び稽古に向かう事が出来ています。稽古=修行と言えるので、当然キツイ時期があると思います。しかし、技を通じて相手と対話しながらキツイけど辛くない、楽しい稽古が出来るよう取り組んでいきたいと思います。
最後になりましたが、須磨師範を始め大阪合気塾の皆様には、今後ともご指導のほど宜しくお願い致します。 以上
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