4段審査後のM野さんの感想です。
10月23日
大阪合氣塾
須磨師範 殿
いつもお世話になっております。
なんとか、昇段審査を終えることが出来安心するとともに、この様な機会を与えて下さり感謝しております。
また、受けを取って頂きました、S王先生、S野さん、O国さん、ビデオ撮影をお願いしたH本さん、ありがとうございました。
そして、審査に立ち会って頂いた塾生の皆さまありがとうございました。
私の都合で、2度も延期になり須磨師範に多大なご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
大阪合気塾で平成19年2月にお世話になって7年目になります。
いつの間にか私の所属した道場の中で一番長くなりました。
私自身の合気道人生の上で一番大切であろう時期を、須磨師範をはじめ、すばらしい先輩方や塾生の皆さまに恵まれ稽古を通し勉強させて頂いている事を感謝しております。
今回の四段審査は、審査特有の雰囲気に緊張してしまい思うように体が動きませんでした。
S王先生に受けを取って頂いた座技と半身半立技までは、まだ意識がはっきりしていましたが、立技片手取自由技になったとたん頭の中が真っ白になってしまい。見苦しい技が多々あった様に思います。今思えばもっと色々な技が出せたのに思うと自分の限界の低さが悔しいです。
S野さんとO国さんに受けを取って頂いた、正面打自由技・武器取りは次の技を考える時間も無く、とっさに出た技が同じ技になってしまい反省しきりです。特に正面打自由技は、何をしたか途中全く覚えておりません。
多人数掛けは、後半足が動かなくなってしまいました。「入身でさばきなさい」と須磨師範の声を聞き何とか足を動かし投げました。しかしこの時S王先生が、背中を痛められたそうで心配です。
そして、最後の呼吸法まで何とか終える事が出来ました。
とにかく息が上がってしまい、小論文で書いた「平常心」には程遠い状態でした。普段、須磨師範から指導頂いた事をどれだけ表現できたか不安であります。 せっかく撮って頂いたビデオも恐くて、いや恥ずかしくてまだ観ておりません・・・来週あたりには家族に隠れてこっそり見てみようと思います。
感想というより反省文になってしましましたが、一番の反省は最近メタボ体系になってしまった自分自身です。 今回の昇段審査での反省点を課題とし、今後稽古に励むことは当然として、減量もしていきたいと思います。 これからも御指導の程よろしくお願い申し上げます。
ご苦労様でした。審査では、お疲れになった事と思います。
審査は、あくまで今の自分、今までの自分を見つめ直して今後に役立てる事が出来るようにする為のものだと思っております。
そして合気道のみならずご自身の生き方にもプラスになればとも思っています。
感じ方は人それぞれですので、今回M野さんが感じられたことを今後に役立てて頂ければと思っています。
審査内容は、審査を受けられる方の思いや私自身の思いもあり色々と変わるかと思います。
今回は、体力はもちろんの事、瞬間、瞬間の判断を養ってもらえればと思い内容を決めました。
今後とも更に上を目指しお互い精進していきましょう!
今回、受けを取ってくれましたS王指導員の感想です。
四段おめでとうございます。
受け身をとっていて 、しっかりした技を感じました。
審査で緊張はつきものですし、四段の入り口に立ったわけですから、これからも合気道を続けられて、向上していただけたらと思います。
前半はリズムが良く、ポンポンと技が出ていました。後半は私は疲れが見え始め、受けをとるのが精一杯で、もうちょっと粘れたらよかったと反省しています。
太刀や杖取りは、交代で難しかったと思います。合気道は瞬間的な動きも求められ、臨機応変に対応されていたと思います。
私のときの太刀取りはあまりやっていなかったこともあり、刀の動きがよくわからず、悩んだことを思い出します。当時に比べれば審査の内容は濃く、M野さんを始め審査を受ける皆さんは随分レベルが高いと思っています。
今回は、日頃お世話になっているM野さんの受けをさせていただいて、大変ありがたく思っております。
三人掛けのときは、最初の場面で、よくわからないうちに、ぶつかってしまったので、ちょっと気が抜けていたのでしょう。背中はちょっと重い感じですが、腫れはなく大丈夫です。
今後とも宜しくお願い致します。