お知らせ

3段審査に合格されたO田さんの感想です。

12月12日

須磨キャラクターmiddle   「合気道」
 
 合気道を始めてから18年ぐらいが過ぎ、大学の合気道部に入部した時ぐらいから、自分なりに1つテーマを決めて稽古するようになり、初段の時は「人に見せる受け」を、二段を頂いた時は「基本に忠実」をテーマに今日まで稽古してきました。
 初段を頂いて大学の合気道部に入部するまでは、演武の存在を知らず人に見てもらうという事を気にかけた事もなく、受身で飛ぶ事も苦手で避けてきた部類でした。大学の合気道部に入部して演武の存在を知り、先輩に受身のコツを教えて頂いてから、苦手だった飛んで受けることもコツをつかんでからは苦にならなくなりました。演武大会に何度か出させて頂いた事もあり、人に動きを見られる事を意識するようになってから、「人に見せる」という事をテーマに稽古していました。
 二段を頂いてから、稽古をする時は同じ相手でも力の入れ方や動きの速さなどで、同じように見えても一つとして同じ技はなく、毎回少なからず変化があり同じ動きをする事は難しいと感じることが多くなり、少しでも技の精度を高めて常に一定以上の技のレベルを維持できるように姿勢や相手との接点は確実に自分の前で維持する事など基本的なことに意識をおいて稽古していました。
 最近、稽古している時によく感じる事が、体重差の大きい相手や自分より背の高い相手と稽古する時に相手を自分の思う方向へ導いたりコントロールする事が難しく、逆に振り回され気味になりやすく、気付けば無理に力で投げようとしている事が多くなっている点である。

 そこで、最近はどうすれば自分より重い相手や背の高い相手を無理な力をかけずに投げたり抑えたりすることができるかを考えながら稽古するようにしている。
 今、自分なりに意識している点は、最初の動きで確実に入り身や転換で相手を捌く事と、相手を崩す方向や角度を的確にする事である。
 この二つの点が確実にできていれば、自分の思い込みかもしれないが、無理に力で投げようとしなくても相手を投げたり抑えたりできているように思う。
 だから、これからのテーマは、「体重差や身長差に負けない」をテーマに稽古に励んでいこうと思う。

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