本部道場の稽古を開始されましたF西さんからの稽古日誌です。
9月13日

須磨先生
本日は健康展でご活躍とのことと存じます。さて、本日は本部稽らの報告をいたします。
Ⅰ。土曜日は菅原師範の稽古に参加しました。
技は正面打ちからの各種投げ技と一教等の固め技。
今回はじめて、菅原師範の今回の稽古の趣意を聞きました。
1、正面打ちは、打ち込む側は受け手から顔が見えないように打ち込むこと。
相手から顔が見えるということは、当身が入ってそれで終わり。顔をさらして打ち込むのは、
型稽古であることに安住しているからである。
2.正面打ち、横面打ちはすべて相手が「振りかぶった瞬間に入る、接点を作る」。
ふり下ろした後では止めれないし、変化に対応できない。
3.今日の稽古は、足の位置、半身の取り方の稽古である。相手の半身の三角形の頂点の線の
外側に自分の半身の三角形を置くこと。同じ線上に置くと、ぶつかり余分な動きが入ってしまう。
この位置取りができて、さばきができる。今日の技は、同じ位置取りでさばけるので、相手に
対する一定の「半身の位置取り」ができれば、相手の技がわからなくてもさばけることになる。
4.3段以上の者は、技の種類を多く覚えるのではなく、どんな技にも対応できるよう、相手に
対する「半身の位置取り」を稽古することを目指すこと。
感想:師範の趣旨を理解して稽古するのは難しいが、回数を重ねているうちにわかるようになると
思います。2コマ続けると、2コマ目で少し稽古テーマがわかる気がします。
金沢師範の1コマ目の稽古相手は、三教で手を持ち変える際に極めると「痛い」といって
「憮然」な顔をし、受けを注視中止してしまったたので、それ以降は流れだけの痛くない稽古を
しました。相手の技も効いてないんですが、とりあえず三教は痛くないように「くづす」稽古を
本部で行う予定です。
Ⅱ。日曜日は金沢師範と道主の稽古に参加しました。
稽古相手がトイレ休憩のため「みとり稽古」をしていると、道主がこられ「正面内からの四方投げ」の
受けを取らせてただきました。ラッキー。
感想:金沢師範の時間の稽古相手からは、「つかんだ手が離れ無いように、もっと受けを取って
ください」と言われ少しびっくり。稽古の後で聞いたら、つながる・切れない稽古を目指した
とのこと。 道主の時間の稽古相手は私より年上の道場左隅に陣取る古株の方でした。
久しぶりに固めの段階になってから、ギシギシと手首の関節をいろいろひねられ、関節の垢
が取れました。
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