初段審査に合格されたSさんの論文です。
4月25日
【合気道を初めて】
私は中学 2 年生の時に部活がつぶれたのをきっかけに合気道をはじめました。合気道は父親に誘われて始めましたが大人が多くとても場違いのように感じたのを覚えています。始めたばかりの頃は父親以外と稽古をすることがとても怖かったです。しかし、稽古をするようになるといつの間にか怖くなくなっていました。これが慣れによることなのかは分かりませんが自分にとってはとても良いことだったと思います。
中学の頃は大人と稽古するのが身長のこともありやりにくく感じていましたが高校生のころには身長が伸び大人相手の稽古がとてもやりやすくなりました。身長が伸び切ってからは四方投げなどの一部の技で身長の高い人以外にはやりにくくなりましたが身長の高さによるやりやすさというものを実感しました。
また、この時期は勉強でストレスが溜まっていたからか稽古の時に気が立っていたり、意欲が低いこともありました。初段審査のあとの稽古では想像以上の気が抜けていると感じたこともありこの時期は稽古としてはあまりよくなかったと思うのでこれからは気持ちの上下によるムラを減らしたいと思います。
初段審査に必要だった木刀と杖の稽古については江坂の本部道場では身長の関係もあり練習することが出来なかったので苦労しました。しかし、父親と毎週土日に教えてもらうことで練習することができました。木刀と杖はコロナ前の祝日の稽古でして以来だったので太刀の 1〜7 や6の杖もほとんど覚えていませんでした。しかし父親と毎週二人で木刀や杖を振ることで家族の絆が深まったように感じます。
短刀取りについてはもっと練習しておけばよかったと思います。今回は稽古のあとに教えてもらいやり方は覚えていましたが審査では緊張ですることができなかったので技というものは頭で覚えるだけではだめということを感じました。これからは頭で覚えるだけではなく体に覚えさせるようにしたいと思います。
今回の初段審査では短刀取りなどの自分の稽古の問題が多く感じられました。
これからもよろしくお願いします。以上
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