2段審査に合格されました宝塚教室のAさんの感想です。
3月23日
合気道と私
今回、2段審査を受験できる機会を頂き本当にありがとうございます。
宝塚を離れ8年、39歳で始めた合気道との出会いから丁度10年目の今年、また合気道の新たなスタートラインに立て本当に幸せな気持ちです。ご指導を賜りました須磨師範、羽賀先生、今泉先生、笈川さんをはじめ一緒に稽古をさせていただきました皆々様に厚く御礼申しあげますと共に、今後ともご指導方何卒宜しくお願い申し上げます。
40代に入り益々仕事が忙しくなる中、合気道は唯一自分自身を仕事から完全に切り離しリセットできる場として私にとってなくてはならない存在となりました。同じように合気道に打ち込む仲間、合気道をこよなく愛し合気道の心を稽古を通して熱く伝えて頂ける先生方、稽古をする度に新しい発見があり毎回の稽古が楽しみとなりました。
幸せなことにこの環境は10年たった今でも続いており、これからも1つ1つを積み重ね、基本をしっかり学び日々の稽古につなげていきたいと思います。特にこのコロナ禍で受け身、膝行、結びの稽古を通して基本の重要性を改めて痛感しました。
特に結びの稽古は奥が深いですが、臍下丹田を意識し自身の中心にしっかりおさめていけるよう日々の稽古で取り組みたいと思います。また、剣や杖の稽古では中心を意識した稽古をすることで改めて自分自身の体の使い方やバランスの悪さに気付くことができました。こちらもこれから日々の生活の中で、できれば毎日振ることで無駄な力は抜くのだけれど素早く美しい剣や杖捌きが出来るよう努めてまいります。私は少し体が硬いので、足の使い方や中心を特に意識して小さい力でも相手の丹田に効くような技ができるよう稽古し、正しく技に魂が込めれるよう努力したいです。加えて稽古前の準備体操と稽古後のストレッチで筋肉を伸ばし怪我なく長く合気道を続けていけるように体のメンテナンスには気をつけたいと思います。
今年の6月で50代を迎えますが、仕事や家庭やいろいろとやるべきことや課題もたくさんあります。今まで培った合気道の心を胸に1つ1つを丁寧に着実に進めていきたいと考えます。また家庭や仕事と合気道のバランスも大切にしたいと思います。
最後に、本審査を実施するにあたりご尽力戴きました皆様に改めて厚く御礼申し上げますとともに私も合気道の益々の発展に貢献できるよう開祖のお言葉「合気道の精神」を胸に日々稽古に励みます。本当にありがとうございました。
「合気道の精神」
合気とは愛なり。天地の心を以って我が心とし、万有愛護の大精神を以って自己の使命を完遂することこそ武の道であらねばならぬ。
合気とは自己に打ち克ち、敵をして戦う心なからしむ、否、敵そのものを無くする絶対的自己完成の道なり。而して武技は天の理法を体に移し霊肉一体の至上境に至るの業であり、道程である。
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