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2段審査に合格されたPターの感想です。

12月31日

初段審査を受けてからもう2年が過ぎました。2段審査を受けるに当たって、自分の稽古
どう変わったかについて考えています。
力を抜いているか?
姿勢は正しいか?
体は流動的に移動できているか?
初段審査を受けるまで、私は稽古中、よくこれらの質問を自分自身に問いかけていました。

今、思えば、初段になるまでは「合気道」ではなく、「私気道」を稽古していました。つまり、
相手の気に合わすことに集中しないで稽古していました。
初段審査合格の後、もっと難しい技を習うと期待しましたが、実際は、より基本技中心の稽古になりました。有段者は微妙な状態だと思っています。 まだ先生に習うので学生でもあり、一方で、初心者の見本となるように稽古をする必要もあるので、ある意味、先生のような状態だからです。
この2年間、相手と一つになることを心掛けて稽古を頑張ってきました。もちろん、もっと沢山難しい技も学びたいですが、基本ができれば、自然と他の技も上達していくと思っています。以前は、基本技しかしない稽古だった時、時々、稽古の後、がっかりして帰っていました。チャレンジしなかった気持ちになったからです。しかし、少しずつ私は自分の間違いを分かってきました。自分の姿勢と動きが正しくても相手の気に合わさないと良い稽古ができていないと。まだまだ学びながら進歩しつつあるこの2年間で、「私気道」を卒業して、「合気道」を始めました。

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