2段審査を受けられるN西さんの感想文です。
6月19日
合気道を始めて7年、この度大阪合氣塾に入門した当時では考えられなかった二段審査を受けさせて頂く事になりました。 ご指導頂きました須磨先生、稽古にお付き合い頂きました先輩、同輩の皆様に感謝の気持ちで一杯です。
未経験者として入門して初段を取るまでは回りの方の足手まといにならない様、早く技を習得する事に頭が一杯で、入身、入身転換、呼吸法と繰り返し基本技をやるより手捌きの多い応用技を一つでも多く習得したい気持ちがありました。
しかし稽古の中で先輩方に自分の技がまったく通用しないのは何故かと考えたとき、幹がしっかりしていない状態で技を掛けても小手先の技になっている事に気付き、改めて入身、入身転換の足さばき、姿勢、間合い等、先生が日頃言われている基本の大切さを感じました。
また合気道始めてからずっと疑問に思っていた合気の意味が最近少しだけ理解が出来たような気がします。
以前は稽古の中、相手の状態がどうであれ自分本位の技にはしり、崩れなければ力で何とかしようとしてきました。 その気持ちは合気道だけではなく人間関係にも表れていました。
自分の思い通りにならなければ反省する事なく一方的な考えにはしり、やがて無理をした事により必ず綻び生じました。
そういった過去の失敗を経て今は広い視野をもって相手の事を理解し、自分が正しい行ないをしているか考える事が大切だと感じています。
合気道の稽古においても相手の状態を見極め力を抜いて導き、決して怪我をさせないその様な技を目指していきたいと思います。
これからも慢心を排し謙虚な心で稽古を重ねさらに成長できる様頑張りますのでご指導の程よろしくお願い申し上げます。
ご昇段おめでとうございます。
お仕事の関係でどうしても稽古ができない時期がある中、一生懸命稽古に励まれ、この度の審査合格をされたこと、共に稽古をさせて頂く者としてとても嬉しいです。
これからも一緒に稽古をさせて頂きたく、宜しくお願い致します