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10月6日に初段審査を受けられるNさんの感想です。

10月01日

須磨キャラクターmiddle 初段審査を受けさせて頂くにあたり、合氣道との出会いを思い出し、新たな気持ちで今後の稽古に臨みたいと思います。

私が合気道を知ったのは今から30年以上も前の小学校高学年の時でした。 近くに住む友人が柔道を習うという事で、親の勧めもあり一緒に数駅離れた武道場へ通う事になりました。 当時、大して向上心が無かった私には柔道の稽古は苦痛ばかりで、楽しい思い出は一つもありませんでした。 ただ、柔道場の壁に掛けられた木刀や杖、看板に書かれた合気道という文字は今でも鮮明に思い出すことが出来ます。 合気道とはいったいどの様な武道なのか疑問に思いながら、約半年間その道場へ通いましたが、実際にこの目で見る機会は訪れませんでした。

それから30年以上が経ち、会社勤めで蓄積された仕事の疲れを、体を動かす事で解消したいと思い、色々と模索している中、奇しくも頭に浮かんだ言葉が「合気道」でした。 小学生の途中で柔道を辞めてから、ずっと記憶の奥深くで眠っていたあの光景が突然蘇ったのです。 直ぐにネットで合気道の動画を検索しました。 小柄な老人が何人もの猛者を軽くいなしながら投げ飛ばす光景は、素人が見ても驚きでした。 3年稽古するより、3年かけて先生を探せという言葉がありますが、今思うと当時、合気道の知識が全く無かった私が、大東流も含めて数ある流派の中から偶然大阪合気塾と出会えたのは奇跡だったと思います。

入会して直ぐに合気道の難しさを思い知らされました。 最初は出来ない事だらけで、あまりの不甲斐無さに落ち込む事も度々でしたが、稽古を重ねていくうちに、少しだけでも出来た時の喜びが、やがて楽しみとなり、自然と道場に通う日数も増えていきました。 入会してから約4年が経ちますが、計算すると約360回稽古した事になります。 この回数が多いか少ないかは分かりませんが、ただ言える事は継続してきた結果だという事です。 須磨先生の厳しいながらも丁寧なご指導、先輩方の的確なアドバイス、そして道友との楽しい会話があったからこそ、今日まで稽古を継続出来たのだと思います。

これからも合気道を通じて心身ともに成長出来る様、より一層稽古に励みたいと思います。  

10月6日に初段審査を受けられるNさんの感想です。」へのコメント(3)

  • nakani4

    ちょこぼーるさんへ。
    貴重なご意見ありがとうございます。
    昇段審査は自分の習熟度を知るとても良い経験となりました。
    稽古日数の関係で先に昇段しましたが、ちょこぼーるさん、Cさんが続いて昇段される日を楽しみにしております。
    いつか5人そろって袴姿で写真を撮りましょう!
    これからもご指導よろしくお願い致します。

    [2012年10月08日 9:49]
  • ちょこぼーる。

    Nさん、Tさん、昇段審査合格おめでとうございます。
    お二人のご昇段審査を拝見させていただきました。
    心技体ともにご充実されて、かっこよかったです。
    これも日頃から愚直に稽古に励まれた成果ですね。
    お二人のご感想も拝見させていただきました。
    Nさんの 継続は力、Tさんの 初心を大事にするお気持ちは、
    お二人の日頃の姿勢から見えるそのものと思いました。
    これからも さらに上のステージでがんばってください。
    小生もがんばりますので、
    引き続きご指導よろしくお願いいたします。
    久々、ちょこぼーる。

    [2012年10月07日 23:35]
  • 須磨 弘

    審査を受けられるNさんからのコメントです。
    お忙しい中、ブログへの掲載ありがとうございました。
    昨日はTさんの初段審査を拝見して、大変良い刺激を受けました。
    先生が仰る様に、失敗を恐れず、全力でぶつかりたいと思いますので、審査の程よろしくお願い致します。

    [2012年10月02日 16:30]

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