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2段審査に合格された宝塚教室のT中さんの感想です。

7月15日

須磨キャラクターmiddle 2段審査で合格されました宝塚教室のT中さんの感想です。

合気道に入門したのは大学の同好会で、天之武産塾合氣道々場は阿部醒石師範のご指導の下、稽古を続けました。大学で合気道を稽古していた頃は、同じ学校の同じ年代の者ばかりで、皆一緒に審査を受け、一緒に昇級・昇段していきました。稽古仲間と比べて自分のレベルを考えることができましたし、切磋琢磨という意味では良い環境でした。当時の審査を振返ると、緊張と不安とほんの少しの自負が混在した、当時の自分なりに、審査を受けるに「相応な」気持ちで臨んでいたと思います。

今回の弐段審査に際して、昔のような「相応」な気持ちとはまた違った、迷いがどうしても捨てられませんでした。自ら感じる力量不足に起因するものなのですが、指導して下さる先生方・先輩方の温かい応援・サポートがあり、迷って留まるのではなく前向きに進んでいこうという気持ちに切替えることができました。

現在、老若男女様々な方と一緒に稽古させていただいています。学生時代には思いもよらないことでした。学生時代に話として聞いていただけの、誰と稽古しても稽古になる、という教えですが、確かに稽古相手によって違うことを考えさせられ、合気道の奥深さの一つを体感できているのではないかと思います。

合気道をしていなければ出会えなかったような方々と出会えるということは、新しい発見の連続です。年上の方、年下の方、子供達も、自分にとっては新しいことを教えてくれる先生です。このような考え方ができるようになったことは自分にとって大きな収穫であると感じています。

今はまだ、合気道については分からないことだらけで、もっと知りたい、とがむしゃらに走っている状態です。これからもより一層精進し、少しでもその理解を深めたい、そして合気道の面白さをもっと皆と共有したいと思います。 以上
 

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