お知らせ

今回、3段審査を受けられるOさんの感想です。

9月03日

 須磨キャラクターmiddle9月23日(木、秋分の日)に実施します昇級、昇段審査で3段を受けられるOさんの感想です。

今回の昇段審査にあたり想うこと

              

「審査を受けるか」との師範からのお言葉。「はい。宜しければ受けさせてください。」と言うものの心中では、焦りと戸惑いと自信と自信の無さと、色々なものがごちゃまぜになっている自分がいる。

 

そもそも合気道を始めたきっかけは?続けている理由は?目標は?色々と自問する日々。始めた当時、大変お世話になった諸先輩の方々の内、敬愛する方々が当時三段であった。そういう意味では、今回の三段は一つの目安になる。あのような人になりたい、あのような技ができるようになりたい、確かにこれは一つの目標であった。同じ段位になったからと言っても決して同じことが出来る訳ではないと思う。今日、段位を目指すことは、自分にとって目標でなくなったことは確かだ。

 

昨今、自分にとっての合気道、合気道とは何だろうと思うことが往々にしてある。あまり褒められたことではないが、仕事の最中でも合気道のことを考えている時がある。まさに、合気道は、今、自分の人生そのものになってきていると言ってしまえるのではないかと、一人考えている。今自分にできること、それを一生懸命する、その気持ちで常にいたい。それは仕事においても、その他の様々なことおいても、事に対峙する場合において、一生懸命するという事を自分の自然体としたい。その気持ちを持ち続けながら、稽古に臨みたい。その中で、皆さんと一緒に稽古ができれば、何と幸せなことか。きっと、私が合気道を続ける理由はここにあると思います。須磨師範を始めとする大阪合氣塾の諸先輩方々、他の塾生の方々に感謝するばかりです。

 

二段審査の時に書いた論文のテーマが感謝であったと記憶します。その意味では、二段の時と変わっていないのですが、できることを出来る時に一生懸命する、これしかできない自分であり、自身、不器用だなぁとあきれることも少なからずどころか、多々ある。その中でそれに応じてくれている周囲の方々に感謝・感謝なのです。願わくば、自分が成長することができれば、一生懸命にやっているというだけの状況から、色々なことを考えながら稽古を続けていければ、また違う次元の世界が見えるようになってくるのでは、と想っています。

 

昨今、技を行う際の自分自身ののテーマを思いつくままに記していきますと、姿勢、中心、間合い、半身、肩の力、呼吸力、気遣い・・・・。一体何を求めているのかと悩むことが多く、分らなくなることが有ります。やはりこれからもっと悩みながら、探し続けていく事ばかりなのだろうと思っています。今回の三段審査、始めた当初の目標の審査を受けさせて頂く中で、逆にこれが一からのスタートになるのだと想っている次第です。正に初心に戻るつもりです。

 

これからの自分の合気道をどう進めていくか。師範を始めとした諸先輩、皆々様にご指導を仰ぐ事ばかりなのでしょうが、引き続き、いろいろと悩みながらも精進を重ねていけたらと考えています。その中で、合気道も自分の人生も実り多いものにしていくことができれば、これほど幸せなことはない、贅沢な人生を歩んでいけることだろうと想っています。

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