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1年間を振り返って

1月06日

須磨キャラクターmiddle  昨年、1年間を振り返りY.Cさんよりの感想です。

大阪合気塾に入会させていただき、1年が経とうとしています。

先に2年間、妻と息子がお世話になっていて送り迎えの時に何回か見学させていただいておりましたが、こんな世界もあるのかと思うぐらいで週末の私の過ごし方と言えば、釣りに行ったり、芝居鑑賞、家族と出かけるなどと平々凡々な過ごし方をしていました。

そんな私がなぜか急に合気道を習いたくなりました。それが何故なのか今でもわかりません。

 本年14日にに初めて稽古に参加させていただき、稽古後の爽快感がたまらずすぐに入会を決めました。入会してからしばらくジャージで参加して、すぐに道着で稽古がしたくなり購入。髪型も17年ぶりに合気道仕様にイメチェンして本格的に合気道人生がスタートしました。

 しかし、初めの数カ月はもともと体が硬いこともあり、また自分の不注意から首、腰、膝をたびたび痛めておりました。40歳を過ぎてのスポーツは無理があるのかと悩んだ時もありましたが、稽古に励むうちに受け身などがうまくできるようになり、乗り越えることができました。

 稽古は特に土曜日の洗心館が好きです。私の仕事は休みの日でも急に仕事の電話が入ることがあり、洗心館の門をくぐると「今週もここに来ることができた」との感謝の思いでいっぱいになります。

合気塾の会員の皆さんは小さな子供さんから熟年の方までいらっしゃり、みなさん気持ちが優しくて前向きな方ばかりで、そんな方たちとの触れ合いが心地よいです。

ちょうど半年目の節目に5級審査を受けさせていただき、汗だくになりながら全力で頑張り、須磨師範から「合格」と言っていただいたときは充実感でいっぱいになりました。

合気道を始めてからは、家族との会話でもいつの間にか合気道の話になり、妻から「また、合気道の話するの~」と嫌味を言われたりするぐらいです。

 この1年の稽古で思い出に残る稽古があります。

ある土曜日の夜の稽古に参加した時のことです。稽古に来られていた人はほとんどが黒帯オールスターズの方々でいつもの稽古の雰囲気とは少し違い、準備運動の時から私は下を向き「今日は来るんじゃなかった」と完璧に気後れして稽古に入りました。案の定、稽古の相手も見つけられず、そういう私の弱い気持ちを師範は見抜かれ、最後のほうで私を前に呼んで受けをとらせて頂いたのです。

その時の師範の心の温かさを感じ、この師範のもとでこれからも稽古に励んでいこうと思いました。

合気道を始めてからの1年間で私は少し気持ちの上でも強くなったと思います。仕事でどんなに疲れていても木曜日の夜の稽古などに参加すると、不思議に気持ちも体もすっきりしてしかも驚くほど前向きの自分になれるのです。合気道は私にとって前に進む勇気をくれるものです。

 44歳にして合気道、そして素晴らしい師範と出会うことができ、また前向きですがすがしい皆様と過ごせることは今の私にとっての生きがいそして宝となっております。これからも50歳までに黒帯になることを目標に、また今は休会しております息子と一緒に稽古ができる日を夢見て来年もがんばりますのでよろしくご指導のほどお願い申し上げます。1年間本当にありがとうございました。

 追伸: 先日会社の健康診断でうれしい結果が出ました。

毎回、尿に糖がおりていたですが今回は全く正常でした。おまけに身長も6ミリ伸びており、これは合気道を1年間続けてきた成果だと思います。きっとそうでしょう(笑)

1年間を振り返って」へのコメント(3)

  • Y.Cです

    ダニーさん、nakani4さん
    コメントありがとうございました。
    お返事遅くなりました。
    お二人のコメント、大変ありがたく嬉しかったです。
    これからも頂いた言葉を励みに頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。

    [2010年01月19日 21:21]
  • nakani4

    いつもY.Cさん前向きな姿勢での稽古姿を見て刺激を受けているnakani4です。
    集会所や洗心館ではダッシュで黒帯の方に付かれ、佐々木先生の講習会では他道場の師範の方に付かれ稽古されているY.Cさんを見て、もっと積極的にならないとと反省しております。
    Y.Cさんと入会時期も年齢も近いので道場ではよく話しをさせて頂いていますが、書き込みを読ませて頂いてすごく共感を覚えました。
    私が合氣道を始めた動機は運動不足解消なのですが、何故合氣道かというと小学6年生の時、近所の友達と柔道教室に半年程通った事があって、その道場で行われていた合氣道という神秘的な武道を微かに記憶していたからだと思います。
    まったく何も分からずに始めた合氣道ですが今では私の中では欠かせない大切な宝物となりました。
    合氣道という武道、そして素晴らしい師範、厳しくもやさしい先輩方、いっしょに頑張ろうと思える同輩方と偶然にもめぐり合えた事に感謝しております。
    私もY.Cさんと同じく50歳までに黒帯になることを目標に稽古に励みたいと思います。
    Y.Cさんこれからもよろしくお願いします。

    [2010年01月08日 13:02]
  • ダニー

    YCさんのコメントを拝見し、改めて自分自身の合気道を始めたときの思いを思い出しました。
     私は合気道を始めたのが40歳の時。仕事の関係から、大阪合気塾とは全く別の道場ではじめました。はじめの頃は受身が取れず、稽古の後はその度に肩、腰にシップを張らなければ寝られないほどの酷さでした。周りを見回せば、学生時代から経験を積んでいる猛者や他武道で鍛えてきた方々が、ズラリ・・・・。今では考えられないことですが、初めのころ稽古に行くのが嫌で嫌で(正に気後れしていたんですね)。そんな中、とある先輩が居残り稽古をしようと声をかけて頂き、猛特訓に・・・・。そのような暖かい先輩方々に助けられて稽古を続け、昇級審査へ。初めて五級の賞状を頂いた時には恥ずかしながら、泣きそうでした。
     その後、昇級を重ね、初段を頂戴し、仕事の関係から須磨師範にお世話になることが出来、今日に至っております。素晴しい道友の方々と師範に感謝感謝です。
    P.S.
     私も合気道を始めて数ミリ身長が伸びました。

    [2010年01月06日 23:40]

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