お知らせ

第63回全日本合気道演武大会で大阪府代表して指導者演武をしたAさんの感想です

5月31日

  先週の東京での全日本演武大会において演武の機会をいただき、ありがとうございました。

 道場演武や大阪府合気道連盟の演武ではH先生とO先生にお相手をしていただきました。この二つの演武が先にあって、人も多かったので、少し緊張が和らいだかのように感じていましたが、指導者個人演武であの広い畳の前に立って順番を待っているときには、かえって緊張が一層強くなったように思います。演武の90秒間は本当にあっという間でしたが、私にとって重要な経験として心に残っています。また、受けをとってくださったIさん、Oさんにも深く感謝しています。お二人のエネルギーが私にも伝わって、支えになったと思います。

 帰宅後にモニターの大きな画面で動画を見返し、改めていくつかの課題を実感いたしました。

 まず、本部道場で翌日に須磨先生にご指摘いただいたように、姿勢の問題です。特に自分より背が低い相手と組む際には、技の最後で前かがみになってしまう傾向があり、そのため安定感が損なわれていることを感じました。また、自分の動きがまだ全体的に重く感じられる場面があり、より一層の稽古が必要だと痛感しました。特に体捌きや正座での移動などにそれが表れているように思います。

 さらに、他の方々、とりわけ高段者の先生方の演武を拝見して、改めて多くのことを考えさせられました。技に「シャープネス」がありながらも、作為的ではなく、あらかじめ決められた動きに見えず自然でありながら力強いこと。相手とのつながりを保ちながらも確実に崩しを効かせること。どこか「怖いところを感じさせながらも決して相手を傷つけないこと。そのような境地に至ることの難しさを改めて感じました。また、合気道には探求すべきことや鍛えるべきことが非常に多く存在し、自分はまだそのごく一部に触れたに過ぎないことも再認識いたしました。

 とはいえ、自分にできていないことばかりを見て否定的になるのではなく、合気道が与えてくれるこうした多くの可能性を、これから数年かけて取り組むべき課題や興味深い探求の対象として前向きに捉えたいと思っています。今回の演武経験を、今後の日々の稽古にしっかり生かしていきたいと考えています。

 夕食会の準備をしてくださったKさんにも感謝しています。とてもおいしい料理を食べながら、皆さんと楽しい時間を過ごすことができました。演武の緊張から解放されたこともあり、少々飲み過ぎてしまったようで、挨拶の際には日本語が思うように出てこなかったのが少し心残りです。

 演武の翌日には道場長の稽古にも参加することができました。ここ数年なかなか参加できなかったため、うれしく思いました。参加者は多かったですが、しっかり汗を流すことができ、とても気持ちの良い充実感を持って帰路につくことができました。
 このたびは貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。
 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

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