2月の審査で初段に合格されましたNさんの感想文です。
3月04日
『初段審査を終えて』
主人と息子が合気道を習い始めたのは10年ぐらい前になります。忙しい主人に代わり、息子の送り迎えをしているうちに、私も体を動かしたいと一緒に習い始めました。
コロナ前の当時は合宿やイベントが盛りだくさんで、子供達は広い研修道場を走りまわり、ゲーム、飲み会、坐禅、除夜の鐘つき、バーベキューなどなど。大人も子供も一緒になって、思い存分楽しい時を過ごさせていただきました。
一方この10年間は私生活では苦難が絶えない時期でもありました。そんな辛い時に、宇治道場の皆さまからはいつも明るく優しい思いやりを感じました。
恩師である羽賀師範は、笑うことさえもぎこちなくなった私をさりげなく支え励まし続けてくださいました。
自分の姿勢を常に崩さない、力を抜いて、自分の立ちやすいところへすっと移動する。拘らない、囚われない、捌いて相手の力を流して流れをとめない、ドタバタしない、笑って、笑って、笑って。
合気道のお稽古は日常の自分自身の鍛錬でもありました。
初段審査を終えて、審査の動画を何度も見返しました。余裕がなく、常に後退り、やり直し、頑張りすぎて力が入ってしまう情けない自分の姿は、正に今現在の日常の私そのものです。日常の自分がなかなか思い通りにならない様に、合気道の技もなかなか思い通りにはいかない。日々鍛錬を続け、身体の習慣にならないとボロがでる。コツコツ続けることの大切さを改めて感じました。
審査の前には、江坂のお稽古に参加させていただき、臍下丹田を意識した動きを教えていただきました。自分の身体の硬さ、間合い、タイミング、動きのぎこちなさを痛感する中で、それに合わせて受け、取りをしてくださる皆様の優しさを感じました。
常に相手に配慮し優しさを感じながらも、武道である合気道。知れば知るほど、奥深く興味深いです。
ゆっくりと呼吸をして、清らかな空気を身体に届け、心の芯から優しい笑顔になれますよう日々鍛錬を続けて参りたいと思います。
いつもご指導くださる師範の皆様、一緒にお稽古くださる皆様に深く感謝しお礼申し上げます。 以上

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